今日12月10日は、ノーベル賞授賞式が
スウェーデンのストックホルムで行われます。
本庶佑(ほんじょ・たすく)・
京都大高等研究院特別教授が
2018年ノーベル医学生理学賞を受賞し
7日夜の記念講演に続き、臨みます。
後身頃の部分になります
行列が向かう館が描かれています
源氏物語が題材かも知れませんね
縫取地の金糸を取り込んだ
路はしの草花の色使いが絶妙です
上前身頃の2台目、3台目の唐車は
一頭の牛で引かれていますので
先頭の唐車に身分の高い貴族が
乗っている事がわかります
総勢で40人が描かれており
それぞれの衣裳、動き、顔の表情が
まるで美術館で観る絵巻の世界です
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12月9日は、「漱石忌(そうせきき)」です
小説家、夏目漱石(1867〜1916年)の命日で
1916年(大正5年)12月9日に49歳で亡くなった
漱石の業績をしのぶ記念日です。
旧千円札(1984年〜2007年)の表面が夏目漱石でした
平安貴族の行列の中心に描かれているのが
2頭の牛が引く「唐車(からぐるま)」です。
平安時代の一般的な乗り物は牛車でしたが
その中で唐車は最も格調が高い位置づけです
唐車を引く2頭の牛には
飾り付けがしてあります
唐車の近接になります
従者の表情も豊かですね
行列の先頭になります
護衛の馬にも飾りつけがされています
先頭部分の近接になります
弓を持った警護の従者
周りを監視する従者
それぞれの衣裳や顔が
ていねいに描かれています
生地は丹後縮緬の縫取地を使用しています
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昨日の19:00から4月に放送された
「小さな旅」が4Kで再放送されました。
大きな画面で見る機会があり
大岡川の桜染への思いを胸に
平安時代の絵巻を
手描きで表した色留袖です
出発する平安貴族の行列
下前にはこれから向かう館が
描かれています
平安貴族の行列を
装束まで手描きで
ていねいに描かれています
衿比翼の仕立てで
訪問着をかねる場合は
背に一つ紋がオススメです。
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