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江戸小紋の「鮫」を金田昇さんに染めてもらいました

今日お盆の入りで、夕刻に迎え火をします

お盆は夏に行われる祖先の霊を祀る行事で

祖霊信仰と仏教が融合した行事です

横浜では、8月の旧盆でする地域も多くあります

 

二代目 金田昇さんに依頼していた「鮫」が

出来上がって来ました

江戸小紋の代表的な三柄は

「江戸小紋三役」とも呼ばれる

「鮫(さめ)」「行儀(ぎょうぎ)」「通し(とおし)」で

「鮫」は三役の一つになります

 

鮫の皮のような半円を重ねた文様の

鮫小紋は肩衣や裃の文様として使われた

最も古い小紋の文様の一つです

江戸時代に紀州徳川藩の裃(かみしも)の柄として

定めた小紋柄「定小紋(さだめこもん)」としても

知られています

 

遠目には無地に見えますが

細かい柄ほど格調があるとされる

江戸小紋のなかでも

最も人気があります

 

最高級の光沢のある浜ちりめん生地に

染めることでやさしい品格と

美しさを演出

 

鮫小紋には3cm四方に約900個の孔が彫られた

型紙で染めた「極鮫」と「並鮫」があります

今回紹介しているのは「並鮫」になります

「極鮫」は染めの難易度が高くなりますが

「並鮫」でステキな江戸小紋を

お見せしたいと思い依頼した作品です

 

柄が細かい江戸小紋は

帯しだいで

さまざまなシーン

また、幅広い年代で楽しめます


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