大岡川の桜染を依頼した作家さん-2
2018.12.31 Monday | category:紬
今日は、大晦日(おおみそか)で一年の終わりの日。
除夜には、鐘が108回撞かれます。眼・耳・鼻・舌・身・意の
六根のそれぞれに苦楽・不苦・不楽があり18類、この18類
それぞれに浄・染があって36類に、この36類を前世・今世・
来世の三世に配当して108になり、これは人間の煩悩の
数を表すとされています。
「三代目清次」さんの本手紡赤城糸を使用した
あかね染紬の近接です。
反物の端を房にしていますね
反物の端は普通、鋏できってあります。
作品に対する思い入れが房から伝わってきます。
手紡真綿糸を使用し
「クルミ」と「クロモジ」で染めた
こだわりの紬です。
草木染の色には
独特の優しさがあります
手織りの真綿紬の
やわらかな風合い
2019年1月18日(金)〜21日(月)開催の
「桜の会」で大岡川の桜で染めた名古屋帯に
手描き友禅で描いた「大岡川の桜」を
一点限定ですが、発表します。
ぜひ、ご覧頂きたいと思っております。
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